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2008年7月

次の調剤報酬の点数はいくつ?①

さて、今回は院外処方せんで応需した処方せんの、調剤報酬点数を求める問題ですhappy01

患者さんが、総合病院でかかった処方せんを土曜日の午後1時に持ってきましたmemo

患者さんの年齢は、58歳男性、保険は国民健康保険で、処方せんと一緒にお薬手帳を提出してくれましたpaper

当薬局は、受付回数が月平均2000回、医療機関の応需割合は面分業に徹していて、多い医療機関でも1医療機関月50%を超えることはありません。

また、基準調剤の施設基準は取得してはなく、後発医薬品調剤体制もまだとれていません。

尚、処方せんのドクターからの指示として後発医薬品への変更は不可。

   処方

     オイグルコン錠2.5mg      1錠

         1日1回 朝食前   30日分

     オイグルコン錠1.25mg      1錠

         1日1回 夕食前   30日分

                         以上

簡単ですね!confident

くれぐれもレセコンで計算せず、自分の知識を確認する上でも電卓を用いて自分で計算してみましょうwobbly

医療事務の人はもちろん、薬剤師の方も調剤録の監査に役立ちますヨ!scissors

でわ Let's try!

     

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【解説】リン酸コデインの処方意図

みなさん、こん○○わhappy01

さて、7月7日に配信された『リン酸コデインの処方意図は?』は、いかがでしたか?

よ~く考えれば、簡単ですねwink

あまり難しく考えすぎると。。。いろいろと考えが出てくるかもしれませんcoldsweats02

さて、それでは簡単に開設いたしますconfident

まず、リン酸コデイン錠の効能・効果を見てみましょう!

 【リン酸コデイン錠の効能・効果】
  1. 各種呼吸器疾患における鎮咳・鎮静
  2. 疼痛時における鎮痛
  3. 激しい下痢症状の改善

続いて、ナウゼリン錠10の効能・効果も見てみましょう!

 【ナウゼリン錠10の効 能・効 果】
  下記疾患および薬剤投与時の消化器症状
   (悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、上腹部不快感、腹痛、胸やけ、曖 気)
    成人:○ 慢性胃炎、胃下垂症、胃切除後症候群

        ○ 抗悪性腫瘍剤またはレボドパ製剤投与時

この2つの製品の添付文書から考えられることは、

 ①感染症による、嘔吐・下痢の患者

 ②抗悪性腫瘍剤による副作用である、下痢と嘔吐の対症療法

の2通りが考えられるのが妥当と思われます。

しかしながら、抗悪性腫瘍剤のによる下痢を中心に考えた場合、リン酸コデイン錠が第一選択薬になるとは考えにくく、抗生物質の薬理面からの対症療法か塩酸ロペラミドの投与、あるいは、下痢の激しさがひどい場合は薬自体の中止と脱水症状の改善をするため補液の追加治療をするのが一般的ではないかと考えられます。

また、服用法が『毎食前』ということをみてみると、基本的に食事はとりたいと考えている患者さんが対象であることが考えられます。

従って、リン酸コデイン錠の処方意図としては、ノロウイルスまたはその他の感染症による水様性の下痢患者で、食欲が無く時に嘔吐をする患者に処方されたと考えるの妥当と思われます。

ただ、今回の問題では情報があまりに無少なかったため、回答とは違った場合でも実際に本処方使われることがあるかもしれませんcoldsweats02

『こういう時も実際に使われましたよ!』という方がおられましたら、ご連絡くださいshine

くれぐれも、『咳がひどすぎて、よく吐くんですか?』などと患者さんに聞かないようにweep

今ひとつわかりにくい場合は、探りを入れて聞き出し、それから服薬指導をするようにしましょうscissors

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リン酸コデインの処方意図は?

さて、今回もそんなに難しくない処方ですconfident

とあるクリニックにて患者さんが処方せんを持ってきましたmemo

患者さんに症状を聞いてみたら。。。。。。。

さて、この処方せんのリン酸コデイン錠は何の目的で出されているでしょうか?smile

この処方から、患者さんは何の病気が想定できますか?think

  処方

   リン酸コデイン錠20mg       3錠

   ナウゼリン錠10            3錠

       1日3回  毎食前      5日分

                           以上

超~簡単ですかねhappy01

ではLet's try!

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【解説】 パラミヂンの処方意図

みなさん、こん○○わ!

さて、6月23日配信された『パラミヂンは何の目的』は、いかがでしたか?

そんなに難しく無かったと思いますが、適応だけをみているとわかりませんから。。。coldsweats02

さて、それでは簡単に解説いたしますhappy01

【300mgパラミヂンカプセル】

   一 般 名 :ブコローム

   効能・効果:①手術後および外傷後の炎症および腫張の緩解

          ②次の疾患の消炎、鎮痛、解熱

           1) 慢性関節リウマチ、変形性関節症

           2) 膀胱炎

           3) 多形滲出性紅斑

           4) 急性副鼻腔炎、急性中耳炎

           5) 子宮付属器炎

          ③痛風の高尿酸血症の是正

   用法・用量:1日600~1200mgを1日2~4回に分服(適宜増減)。ただし、リウマチ疾

          には1日900~1200mg、痛風の高尿酸血症の是正には1日300~900mg

          (適宜増減)

以上が、パラミヂンカプセルの適応と服用に関してです。

処方をみてみると、モーラステープLとボルタレン坐剤も出ているから、痛み止めでの症かな?と考えやすいです。

しかし、服薬説明時、もし仮に痛み止めの貼付剤や坐薬が出ていない処方時でも、ほとんど多くの場合このワーファリンと一緒に出ているときは、患者さんは痛みとは関係がないことがわかることでしょうwobbly

では何の目的で出ているのでしょうか?

適応には、消炎・鎮痛しかない!

添付文書の相互作用をよく見てみてくださいconfident

   相互作用:クマリン系抗凝固剤・ワルファリンカリウム

           抗凝血剤の作用を増強することがある

この相互作用を、適応外使用で使っているのですgawk

この研究は1970年代頃から行われており、現在では他の新薬などが出てきたため2000年に入ってからは、あまり研究がされていません。

しかし、以下のことがわかっており、ドクターによっては今でも処方する人がいると思います。

【解説】

ブコロームとワルファリンの相互作用を使って、ワルファリンの投与量を少なくし、かつ安定した保たせることを目的として研究された投与法である。

これは、ブコロームはアルブミンとのたんぱく結合率が高いため、ワルファリンと競合して遊離型のワルファリンを増加させることと、たんぱく結合したワルファリンを遊離させるだけではなく、ワルファリン自体のたんぱく結合を妨げ、遊離のままのワルファリンを蓄積することの2つの機序によると考えられている。

相互作用による治療としては、ブコローム(300~600mg/日)とワルファリン(1.0~1.5mg/日)でトロンボテストが15%前後に維持され、コントロールが容易であることが報告されている。

基本的に治療法としては、人工弁置換術後の抗凝固薬治療法として用いられている例が多く、その管理法としては様々である。その一例を紹介すると、ワルファリン(3~6mg/日)で凝固能抑止効果が不安定と判定した場合は積極的にブコロームを併用する。この際原則的に、ワルファリン1mg/日、ブコローム300mg/日から始めて、トロンボテスト値をチェックして、期待する効果が得られない場合はワルファリンを増量していく。

いずれにせよ、これら2薬剤の相互作用による治療の場合は、定期的な尿検査、血液検査、肝機能検査などの賃症検査が必要であり、トロンボテストのチェックも定期的に確認することが必要である。

以上、簡単な解説でわかりづらかったかもしれませんが、患者さんが安心して服用する上でもこの相互作用により治療に関しては注意が必要と思われますbearing

従って今回の件に限らず、投薬時これらのチェックの有無を患者さんに確認・記録することも薬剤師としては、その他の薬との飲み合わせの問題や、体調変化時の確認にみ必要不可欠でありますwink

なかなか話してくれない患者さんが多いかと思いますが、そこは自分の話術を磨いて医療人としてしっかり確認しましょうgood

  

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