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【解説】リン酸コデインの処方意図

みなさん、こん○○わhappy01

さて、7月7日に配信された『リン酸コデインの処方意図は?』は、いかがでしたか?

よ~く考えれば、簡単ですねwink

あまり難しく考えすぎると。。。いろいろと考えが出てくるかもしれませんcoldsweats02

さて、それでは簡単に開設いたしますconfident

まず、リン酸コデイン錠の効能・効果を見てみましょう!

 【リン酸コデイン錠の効能・効果】
  1. 各種呼吸器疾患における鎮咳・鎮静
  2. 疼痛時における鎮痛
  3. 激しい下痢症状の改善

続いて、ナウゼリン錠10の効能・効果も見てみましょう!

 【ナウゼリン錠10の効 能・効 果】
  下記疾患および薬剤投与時の消化器症状
   (悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、上腹部不快感、腹痛、胸やけ、曖 気)
    成人:○ 慢性胃炎、胃下垂症、胃切除後症候群

        ○ 抗悪性腫瘍剤またはレボドパ製剤投与時

この2つの製品の添付文書から考えられることは、

 ①感染症による、嘔吐・下痢の患者

 ②抗悪性腫瘍剤による副作用である、下痢と嘔吐の対症療法

の2通りが考えられるのが妥当と思われます。

しかしながら、抗悪性腫瘍剤のによる下痢を中心に考えた場合、リン酸コデイン錠が第一選択薬になるとは考えにくく、抗生物質の薬理面からの対症療法か塩酸ロペラミドの投与、あるいは、下痢の激しさがひどい場合は薬自体の中止と脱水症状の改善をするため補液の追加治療をするのが一般的ではないかと考えられます。

また、服用法が『毎食前』ということをみてみると、基本的に食事はとりたいと考えている患者さんが対象であることが考えられます。

従って、リン酸コデイン錠の処方意図としては、ノロウイルスまたはその他の感染症による水様性の下痢患者で、食欲が無く時に嘔吐をする患者に処方されたと考えるの妥当と思われます。

ただ、今回の問題では情報があまりに無少なかったため、回答とは違った場合でも実際に本処方使われることがあるかもしれませんcoldsweats02

『こういう時も実際に使われましたよ!』という方がおられましたら、ご連絡くださいshine

くれぐれも、『咳がひどすぎて、よく吐くんですか?』などと患者さんに聞かないようにweep

今ひとつわかりにくい場合は、探りを入れて聞き出し、それから服薬指導をするようにしましょうscissors

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