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【解説】 パラミヂンの処方意図

みなさん、こん○○わ!

さて、6月23日配信された『パラミヂンは何の目的』は、いかがでしたか?

そんなに難しく無かったと思いますが、適応だけをみているとわかりませんから。。。coldsweats02

さて、それでは簡単に解説いたしますhappy01

【300mgパラミヂンカプセル】

   一 般 名 :ブコローム

   効能・効果:①手術後および外傷後の炎症および腫張の緩解

          ②次の疾患の消炎、鎮痛、解熱

           1) 慢性関節リウマチ、変形性関節症

           2) 膀胱炎

           3) 多形滲出性紅斑

           4) 急性副鼻腔炎、急性中耳炎

           5) 子宮付属器炎

          ③痛風の高尿酸血症の是正

   用法・用量:1日600~1200mgを1日2~4回に分服(適宜増減)。ただし、リウマチ疾

          には1日900~1200mg、痛風の高尿酸血症の是正には1日300~900mg

          (適宜増減)

以上が、パラミヂンカプセルの適応と服用に関してです。

処方をみてみると、モーラステープLとボルタレン坐剤も出ているから、痛み止めでの症かな?と考えやすいです。

しかし、服薬説明時、もし仮に痛み止めの貼付剤や坐薬が出ていない処方時でも、ほとんど多くの場合このワーファリンと一緒に出ているときは、患者さんは痛みとは関係がないことがわかることでしょうwobbly

では何の目的で出ているのでしょうか?

適応には、消炎・鎮痛しかない!

添付文書の相互作用をよく見てみてくださいconfident

   相互作用:クマリン系抗凝固剤・ワルファリンカリウム

           抗凝血剤の作用を増強することがある

この相互作用を、適応外使用で使っているのですgawk

この研究は1970年代頃から行われており、現在では他の新薬などが出てきたため2000年に入ってからは、あまり研究がされていません。

しかし、以下のことがわかっており、ドクターによっては今でも処方する人がいると思います。

【解説】

ブコロームとワルファリンの相互作用を使って、ワルファリンの投与量を少なくし、かつ安定した保たせることを目的として研究された投与法である。

これは、ブコロームはアルブミンとのたんぱく結合率が高いため、ワルファリンと競合して遊離型のワルファリンを増加させることと、たんぱく結合したワルファリンを遊離させるだけではなく、ワルファリン自体のたんぱく結合を妨げ、遊離のままのワルファリンを蓄積することの2つの機序によると考えられている。

相互作用による治療としては、ブコローム(300~600mg/日)とワルファリン(1.0~1.5mg/日)でトロンボテストが15%前後に維持され、コントロールが容易であることが報告されている。

基本的に治療法としては、人工弁置換術後の抗凝固薬治療法として用いられている例が多く、その管理法としては様々である。その一例を紹介すると、ワルファリン(3~6mg/日)で凝固能抑止効果が不安定と判定した場合は積極的にブコロームを併用する。この際原則的に、ワルファリン1mg/日、ブコローム300mg/日から始めて、トロンボテスト値をチェックして、期待する効果が得られない場合はワルファリンを増量していく。

いずれにせよ、これら2薬剤の相互作用による治療の場合は、定期的な尿検査、血液検査、肝機能検査などの賃症検査が必要であり、トロンボテストのチェックも定期的に確認することが必要である。

以上、簡単な解説でわかりづらかったかもしれませんが、患者さんが安心して服用する上でもこの相互作用により治療に関しては注意が必要と思われますbearing

従って今回の件に限らず、投薬時これらのチェックの有無を患者さんに確認・記録することも薬剤師としては、その他の薬との飲み合わせの問題や、体調変化時の確認にみ必要不可欠でありますwink

なかなか話してくれない患者さんが多いかと思いますが、そこは自分の話術を磨いて医療人としてしっかり確認しましょうgood

  

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