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2008年8月

次の調剤報酬の点数はいくつ?②

さて、院外処方せんで応需した処方せんの調剤報酬点数を求める問題 第2回目ですhappy01

患者さんが、ある耳鼻科の医院でかかった処方せんを平日の午前11時に持ってきましたmemo

患者さんは女性28歳、保険は政府管掌の本人で、処方せんのみ提出してくれましたpaper

当薬局は、受付回数が月平均3500回、医療機関の応需割合は1医療機関月90%を超えています。

また、基準調剤の施設基準は取得してはなく、後発医薬品調剤体制もまだとれていません。

尚、処方せんのドクターからの指示として後発医薬品への変更は不可。

   処方

     ジスロマック錠250mg      2錠

         1日1回 夕食後      3日分

     クラリス錠200            2錠

         8日目から服用開始

         1日2回 朝・夕食後    7日分

     メチコバール錠500μg     3錠

     ロキソニン錠60mg        3錠

     ムコダイン錠500mg       3錠

         1日3回 毎食後     14日分

     クラリチン錠10mg        1錠

         1日1回 就寝前     14日分

                         以上

簡単ですね!confident

くれぐれもレセコンで計算せず、自分の知識を確認する上でも電卓を用いて自分で計算してみましょうwobbly

医療事務の人はもちろん、薬剤師の方も調剤録の監査に役立ちますヨ!scissors

でわ Let's try!

     

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【解説】患者さんはどんな症状?

さて、今回の問題はいかがでしたか?coldsweats01

なんだかんだいってそんなに難しくなかった?かな。。。

ただ、単に適応ばかり見ているとわからなくなる場合がありますgawk

街のドクターは適応を基本に処方する事をしている一方、長年の経験などで適応以外に独自に臨床上効果があると思ったら、処方します。

今回の処方はその一つですcatface

それでは、解説を致しますhappy01

  【解説】

    処方

      バナン錠             2錠

         1日2回  朝・夕食後   5日分

      セレスタミン錠          3錠

      ロキソニン錠           3錠

      セルベックスカプセル      3Cap

         1日3回  毎食後     5日分

      インタールエアロゾルA     1本

         1日4回 1回2吸入

    まず、ここで処方せんのインタールエアロゾルAの指示欄が

   回数のみであるところに問題がありますね。内服薬のみを見

   ていると、単なる感染症による風邪や、鼻の炎症や喉の炎症

   が考えられます。

   ここで問題をもう一度見なおしてみましょう!患者さんは、処

   方せんを持ってきたときには何も話をせず、受け取った薬剤

   師または事務員は見た目は何も症状は呈していなかったと

   話していましたね!

   鼻汁や咳は出ていなかった、赤ら顔でもなく熱っぽいような

   状態ではなかったことが推測されます。では、薬から推測し

   てみると

     ①どこか炎症はある

     ②痛みを伴っている

     ③急性疾患

     ④エアロゾルが出ているので気管支喘息?

   ということが考えられます。

    実は、この患者さんは選挙中声を出しすぎたため、『声

  がれ』になってしまい耳鼻科診察してこの処方せんを持っ

  てきたのです。

   実際には、声の出し過ぎによる炎症のために、声帯が

  腫れた急性喉頭炎に処方された薬です。

   この処方は、内服薬が若干変わりますが、インタールエ

  アロゾルAは必ず処方されていました。

   従って、回答としては「声がれの患者」となりますbleah

 インタールエアロゾルAがポイントですかね!

 みなさんの所でも、インタールエアロゾルAを声がれに使っているところありますか?もしありましたら是非コメントください!

 また、このブログに対するご意見もございましたら是非コメント頂けたらと思います!

でわ、また次回も Let’s tryscissors

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訂正!!  【解説】次の調剤報酬点数はいくつ?①

閲覧者のみなさん!

誠に申し訳ございませんm(_ _)m

8月4日に投稿・配信いたしました『【解説】次の調剤報酬点数はいくつ?①』の回答に誤りがありましたcrying

誤り部分は、処方せんの受付が土曜日午後1時だったのにも関わらず、休日加算を入れ忘れておりました。

あらたに、訂正の解説をアップ致しました。この度はご迷惑をおかけ致しまして誠に申し訳ございませんでしたm(_ _)m

訂正済みの解説

  【解説】

    Rp.   オイグルコン錠2.5mg     1錠

             1日1回  朝食前   30日分

          オイグルコン錠1.25mg    1錠

             1日1回  夕食前   30日分

    まず、通常に計算すると次のようになります。

      調剤基本料                          40点

      休日加算(土曜13時以降受付)               40点

      薬剤服用歴管理指導料                   30点

      薬剤情報提供料                       15点

      内服調剤料 2剤 30日分      77点×2   =154点

      薬剤料    薬剤1 30日分     2点×30  = 60点

               薬剤2 30日分     1点×30  = 30点

      合計点数                         = 369点

      患者負担金額(負担割合30%)          ¥1,110 円

    となります。

    しかし、ここで処方をもう一度見てみましょうgood

    2調剤の薬品を見てみると、規格は違うものの医薬品名は同じである

    ことがわかります。これは、ある地域の国保連合から、『この医薬品

    は同位置銘柄で規格単位が異なる薬剤が処方されている場合、同一

    薬剤と見なし、1剤として調剤料を算定する。それぞれ別剤としての調

    剤料の算定はできない』としてコメントを頂いたことがありました。

    でわ、この規則に基づいて算定をし直すと、

      調剤基本料                          40点

      休日加算(土曜13時以降受付)               40点

      薬歴管理指導料                       30点

      薬剤情報提供料                       15点

      内服調剤料 1剤 30日分      77点×1   = 77点

      薬剤料    薬剤 30日分   (2+1)点×30  = 90点

      合計点数                         = 292点

      患者負担金額(負担割合30%)          ¥ 880 円

    となり、¥230円もやすくなることになる。

    この算定は、以下のような処方せんとほぼ同様の結果を得ることがで

    きる。

     Rp.  オイグルコン錠2.5mg       1.5錠

          1日2回 朝夕食前(朝1錠 夕0.5錠)  30日分

    しかしながら、全ての薬において同様の結果が得られるわけではあり

    ません。今回は1錠あたりの薬価が安かったため同様の結果が得ら

    れましたが、1錠あたりの薬価が高額になれば差が大きくなり、更に

    投薬日数が長くなれば大きくなります。しかしながら、差額としては3

    割負担でも最初の処方の2財産邸よりは安くなることは確かだと思い

    ます。

    でわ、最初からそのように処方医がなぜ書かなかったのでしょうか?

    そのことを推測してみると、

      ①調剤算定のからくりを知らないから

      ②半割にする場合、小さいし患者自身に割らせる場合はきちんと

       半分にきるかが疑問、薬局側に行わせても服用時小さくて老

       人等取り出しつまめることができるのか?などの服用時の問題が

       あるから

     ③あえてPTPシートや錠剤の違いなどで服用事故を防止している

    などが考えられる。

    いずれにせよ、先の国保連合会のコメントをきちんと行うのであれば、

    処方医への指導もきちんとして欲しいと思います。また、各地域によ

    りその対応も違うことも事実であるし、更に、レセプト審査官の違いに

    よりも意見は違ってくることもあります。

    もし、このような算定にするのであれば、規格違いに対してもっときち

    んと整理して、薬価もきちんとして(含量が半分なら薬価もきちんと半

    分)もらいたと思います。

    私の意見と致しましては、最初の算定が一番問題ないと思っておりま

    す。

    従いまして、今回の問題の解答と致しましては『¥1,110円』を一応正

    解と致します。

以上が、解説となりますが、この内容に関して『異議あり!』『こういう考え方は?』などありましたら、コメントを頂けたらと思います。

では、次の問題もトライしてくださいwink  

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患者さんはどんな症状?

さて、今回は処方せんからどんな症状でかかったかをよむ問題ですhappy01

ある耳鼻科にかかった患者さんが処方せんを持ってきましたmemo

患者さんは無言で薬を待っていましたthink

特にこれといって見た感じでは、症状は何も呈していませんでしたgawk

さて、患者さんに投薬する前、あなたならどんな症状・病気を想定しますか?coldsweats01

   処方

    バナン錠             2錠

      1日2回  朝・夕食後   5日分

    セレスタミン錠          3錠

    ロキソニン錠           3錠

    セルベックスカプセル      3Cap

      1日3回  毎食後     5日分

    インタールエアロゾルA     1本

        1日4回 1回2吸入

                          以上

チョット難しいかも。。。。。weep

でわ Let's try!

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【解説】次の調剤報酬点数はいくつ?①

さて、みなさんどうでしたか?

実は、簡単で難しい内容ではなかったでしょうかsad

レセコンを使わず一度はきちんと自分出て計算してみましたか?

それでは、解説を致しますhappy01

  【解説】

    Rp.   オイグルコン錠2.5mg     1錠

             1日1回  朝食前   30日分

          オイグルコン錠1.25mg    1錠

             1日1回  夕食前   30日分

    まず、通常に計算すると次のようになります。

      調剤基本料                          40点

      薬剤服用歴管理指導料                   30点

      薬剤情報提供料                       15点

      内服調剤料 2剤 30日分      77点×2   =154点

      薬剤料    薬剤1 30日分     2点×30  = 60点

               薬剤2 30日分     1点×30  = 30点

      合計点数                         = 329点

      患者負担金額(負担割合30%)          ¥ 990 円

    となります。

    しかし、ここで処方をもう一度見てみましょうgood

    2調剤の薬品を見てみると、規格は違うものの医薬品名は同じである

    ことがわかります。これは、ある地域の国保連合から、『この医薬品

    は同位置銘柄で規格単位が異なる薬剤が処方されている場合、同一

    薬剤と見なし、1剤として調剤料を算定する。それぞれ別剤としての調

    剤料の算定はできない』としてコメントを頂いたことがありました。

    でわ、この規則に基づいて算定をし直すと、

      調剤基本料                          40点

      薬歴管理指導料                       30点

      薬剤情報提供料                       15点

      内服調剤料 1剤 30日分      77点×1   = 77点

      薬剤料    薬剤 30日分   (2+1)点×30  = 90点

      合計点数                         = 252点

      患者負担金額(負担割合30%)          ¥ 760 円

    となり、¥230円もやすくなることになる。

    この算定は、以下のような処方せんとほぼ同様の結果を得ることがで

    きる。

     Rp.  オイグルコン錠2.5mg       1.5錠

          1日2回 朝夕食前(朝1錠 夕0.5錠)  30日分

    しかしながら、全ての薬において同様の結果が得られるわけではあり

    ません。今回は1錠あたりの薬価が安かったため同様の結果が得ら

    れましたが、1錠あたりの薬価が高額になれば差が大きくなり、更に

    投薬日数が長くなれば大きくなります。しかしながら、差額としては3

    割負担でも最初の処方の2財産邸よりは安くなることは確かだと思い

    ます。

    でわ、最初からそのように処方医がなぜ書かなかったのでしょうか?

    そのことを推測してみると、

      ①調剤算定のからくりを知らないから

      ②半割にする場合、小さいし患者自身に割らせる場合はきちんと

       半分にきるかが疑問、薬局側に行わせても服用時小さくて老

       人等取り出しつまめることができるのか?などの服用時の問題が

       あるから

     ③あえてPTPシートや錠剤の違いなどで服用事故を防止している

    などが考えられる。

    いずれにせよ、先の国保連合会のコメントをきちんと行うのであれば、

    処方医への指導もきちんとして欲しいと思います。また、各地域によ

    りその対応も違うことも事実であるし、更に、レセプト審査官の違いに

    よりも意見は違ってくることもあります。

    もし、このような算定にするのであれば、規格違いに対してもっときち

    んと整理して、薬価もきちんとして(含量が半分なら薬価もきちんと半

    分)もらいたと思います。

    私の意見と致しましては、最初の算定が一番問題ないと思っておりま

    す。

    従いまして、今回の問題の解答と致しましては『¥990円』を一応正

    解と致します。

以上が、解説となりますが、この内容に関して『異議あり!』『こういう考え方は?』などありましたら、コメントを頂けたらと思います。

では、次の問題もトライしてくださいwink          

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