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【解説】何を治療しようとしてるのか?

みなさん、どうでしたか?

チョットわかりにくい問題でしたかね~catface

それでは、解説いたしますhappy01

【解説】

 答えは『蕁麻疹または湿疹』です!

  この処方は、数年前に内科の門前薬局で受けた内容でした。

 実は、問題の処方には更に前に2回処方せんが出ていたの

 ですcoldsweats01

  初回は、ロコイド軟膏、それで改善しなくて抗ヒスタミン剤の

 内服薬が処方されました。それでもあまり改善しなかったた

 め、問題の処方の通りになったのです。

  患者さんは70歳前半の男性で、老人性の乾燥肌の症状で

 はなく、結構全身に転々と破壊湿疹様の物ができていて、結

 構かゆいと言うことでした。

  慢性疾患で内服している薬の副作用ではないことは、ほぼ

 確認が取れいたのですが、原因がドクターもわからず、問題

 の処方へと薬が変化していったのです。

  アルタットカプセルを用いたときには、投薬時に???とい

 う感じでしたが、患者さんと話した限りでは蕁麻疹に処方され

 た薬であるとわかりました。

  後で処方医に確認しましたが、やはり治らない蕁麻疹に処

 方した薬だと話していました。尚、患者さんはその後症状が

 改善方向に向かい完治しました。

  さて、ここで作用機序についてですが、これと言った確実な

 物が現段階でも入手はできていません。問題を作成しておき

 ながら、解説ができなく申し訳なく思っております。

  H2ブロッカーは、皮膚科領域では通常H1ブロッカーで効果

 が効かずに、蕁麻疹が改善しない場合に、H1ブロッカーとと

 もにH2ブロッカーを併用することが良くあります。

  このH2の併用目的は、H1ブロッカーの代謝分解を阻害し濃

 度を上昇させることにより、治療効果を高めるために良く処方

 される物です。

  また、難治性の蕁麻疹にはH2ブロッカー単体でも適応外使

 用として処方する場合もあり、それはH2ブロッカー自体、抗ヒ

 スタミン作用にも働きがある場合があるために用いて症状の

 緩解を様子を見ることもあるようです。

  また、H2ブロッカーは抗コリン作用を持つ物もあり、アセチル

 コリンで生じる分泌で起こるコリン性蕁麻疹などにも処方される

 ことがあります。

  まだ、このH1とH2に関しては、詳しく解明されていない事が

 まだあるため、今後抗ヒスタミン作用と蕁麻疹に関して新たな

 治療法等が報告されてくるかもしれませんね!

尚、今回の蕁麻疹とH2ブロッカーに関してご意見等ございましたらコメントにてお願いいたしますwink

では、また次回もLet's try!

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» 乾燥肌の対策や美肌への方法 [乾燥肌とスキンケア]
TBをさせていただきありがとうございます。乾燥肌の悩みを解決するいろいろな情報を集めています。よろしくお願いいたします。 [続きを読む]

受信: 2008-09-15 10:28

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